古典的カードゲーム"Love Letter"のスマホアプリ版でオンライン対戦が熱い -攻略情報あり-

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"Love Letter"というカードゲームのスマホアプリ版を世界ランク3位になるまでやり込んで面白かったので、オススメポイントと攻略情報を書きたい。

上掲リンク先のブログに詳しく紹介されているので、私が感じる魅力を簡単にまとめると下記のようになる。

  • ガチャ要素なし、毎回同じ16枚のカードを使う硬派な対戦カードゲーム
  • 相手の手持ちカードを推理する読み合いが肝のシンプルなゲーム性で、対戦が盛り上がる
  • 初心者でもカードの引きが良ければ熟練者に勝てるくらい運要素が強い
    • イメージとしてはトランプの「大富豪」と同程度かそれ以上に運要素が強い
  • 2〜4人で遊べる
  • 操作性が良く、カードの残り枚数を簡単に把握できるUIで、ゲーム展開をテンポ良く楽しめる
    • ゲームアプリとしての完成度が高い
  • サクサクマッチングする全世界オンライン対戦
    • ただし過疎
  • プライベートマッチ機能で身内と対戦できる
    • 普通のオンラインマッチも過疎ってるのでわざわざプライベートルーム作らなくても身内で戦えたりする
  • やり込んでいる人が少ないのですぐにランキング上位になれる

これらの要素にピンと来たらぜひインストールしてみて欲しい。

各カードの特徴

このゲームは運要素が強いけれど、カードの性質を理解していないとなかなか勝てない程度には実力要素もある。そこで、各カードの特徴を簡単に紹介したい。

ラブレター (Love Letter) カードゲーム

ラブレター (Love Letter) カードゲーム

  • 発売日: 2014/05/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー

上掲記事で写真付きで紹介されている、日本版のリアルのカードゲームではカードの名称と7番カードの効果が異なるけれど、この記事ではアプリ版に準拠する。印象としては、日本版名称はドラクエのようなJRPGのイメージで、アプリ版(英語版)はリアルの宮廷のイメージのように感じる。

余談だけれど、プレイしていてゲームコンセプトの「ラブレターをお姫様に運ぶ」という雰囲気は私はあまり感じられなかった。普通に宮廷の闘争をシミュレートしていると考えた方がしっくり来る気がする。

1. 衛兵 Guard*1

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  • 全カード16枚中5枚を占める頻出カード
  • スコア最弱ながら、相手のカードを当てれば即座に勝利という強性能
  • 手持ちが衛兵の場合、男爵打たれるかカードが尽きるか以外に負けが無いので守備力も高い
  • 如何にこのカードで相手を刺し、自分は刺されないかがこのゲームの基本的な読み合いとなる
  • 使い方としては、少しでも当たる確率が高そうなカードを狙うと良い

2. 僧侶 Priest*2

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  • 相手の手札を見てプレッシャーをかけられる
  • 相手が男爵、王、姫を持っている場合は、勝利に直結する一手になる可能性も
  • ただし、上記の場合もただちに勝利確定とはならないので、相手の対処の余地が残るという点で速効性には欠ける
  • ほとんどのシーンで気軽に使って問題ないが、衛兵や王子で高確率の勝利の筋がある場合はそちらを優先した方が良い

3. 男爵 Baron*3

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  • 即座に勝負を決するハイリスクハイリターンなカード
  • 16枚中2枚あり、男爵を持っている状態は衛兵に比較的狙われ安い
  • 3人以上の状況では、男爵で勝ってもその後に衛兵で狙われるリスクが高まる
  • 目安としては、もう一枚の手持ちが女中以上の状況で積極的に狙っていきたい
    • 読みの状況によって、柔軟に判断が求められる局面もある

4. 女中 Handmaid*4

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  • 1ターン無敵で一方的に相手にリスクを負わせる強カード
  • 相手が王子、姫の組み合わせの場合は即座に勝利確定
  • 次のターンに相手が出すカードによってかなり読みの精度が高まる
  • 3人以上の対戦では更に効果的になる
  • 持っていたら取り敢えず使うくらいのノリで良い

5. 王子 Prince*5

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  • 器用貧乏な老け顔王子
  • 相手が姫を持っている場合に相手に使えば勝利確定
  • 王子を持っている状態は衛兵に狙われやすい
  • 王子を相手に使った後の状態は手札を読まれやすい
    • 姫、王を持っている可能性が高い
  • 姫を狙う場合は、衛兵よりも王子を優先した方が良いかも
  • 相手が女中を使った場合に、自分の手札を流して一旦仕切り直す使い方も

6. 王 King*6

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  • 有効に使えるシーンが限定的でハイリスクなカード
  • 基本的に衛兵で当てられる確率は低めで、コストが高いので男爵対策として持って置くのは有効
  • 3人以上で自分から一番ターンが遠い人に姫を渡す以外に安定する使い方がない
  • 王子で流したり、女中バリアに当てたり、安全に捨てられるシーンでは積極的に手放してしまうのもアリか

7. 伯爵夫人 Countess*7

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  • 王子、王、姫とセットの状態で必ず出さないといけない
  • このカードが出される状況は、上記3枚のカードが手元にある可能性が高いため、自分が出す状況はピンチ、相手が出す状況はチャンスとなる
  • 衛兵で狙われにくく、男爵対策として強い
  • 非強制の状況で敢えて出し、相手を欺く使用法もあるけれど、上記の強みもあるので、必ずしも効果的でない
    • 女中バリアに当てるシーンでは良さそう

8. 姫 Princess

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  • 持っていることを読まれやすく、衛兵、王子で狙われやすいハイリスクなカード
  • 男爵との組み合わせで勝利確定
  • 最終盤では王子や王の効果と関連して、姫の取り合いが熱くなる

*1:日本版では兵士 Soldier

*2:日本版では道化 Clown

*3:日本版では騎士 Knight

*4:日本版では僧侶 Priestess

*5:日本版では魔術師 Wizard

*6:日本版では将軍 General

*7:日本版では大臣 Minister。大臣は王子以上のカードとセットで敗北決定というよりハイリスクな効果になっている。個人的な印象としては伯爵夫人の方がゲームバランスが落ち着くと思う。王子と王と愛人関係にあり、宮廷の影の実力者として君臨していることを伺わせる英語版の雰囲気作りは面白い。